鹿児島県肝付町で避難勧告=猛烈な雨、土砂災害警戒

 鹿児島県東部では30日、寒気を伴う低気圧の影響で猛烈な雨が降り続いた。県と鹿児島地方気象台肝付町と大崎町、志布志市に土砂災害警戒情報を発表し、厳重な警戒を呼び掛けた。肝付町は夜に災害警戒本部を設置し、内之浦地区の約1950世帯、計約3560人に避難勧告を出した。
 肝付町内之浦では午後8時すぎまでの1時間雨量が128.5ミリとなり、1976年の観測開始以来の最多を記録した。大崎町付近では午前9時半までの1時間雨量が120ミリ以上との記録的短時間大雨情報が出された。 【時事通信社