「ミヤネ屋」で浅野史郎氏が自身のマイナンバーを突然公開する珍事

7日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、コメンテーターの浅野史郎氏が自身のマイナンバーを突然公開する事態が発生した。

この日の番組は、5日より運用開始となるマイナンバー制度を特集していた。本制度は国民一人ひとりに12桁の番号を割り振り、それまで別々の機関で管理してきた社会保障や税などの個人情報を紐付けることにより、行政の効率化を図ろうとするものだ。しかし早くも高齢者を狙った詐欺が発生しており、各人には一層の注意が求められている。

特集内では途中から東京のスタジオと中継を繋ぎ、MCの宮根誠司氏がマイナンバー制度に詳しい野村総合研究所の塚田秀俊氏とやり取りを交わした。

番組はそこで、「社会保障番号」というマイナンバーと同等の制度があるアメリカの実態などを解説した。

そのあと宮根氏が、同国での留学経験のある浅野氏に「アメリカにいらっしゃったときの(マイナンバー)カードって持ってらっしゃるの?」と尋ねたときだ。浅野氏は「番号なら知っている」と答え、あろうことかその場でその番号を口にしてしまったのだ。

この突然の告白に、宮根氏は浅野氏を指差しながら「言っちゃっていいの?それ、言っちゃっていいの?」と驚きの声を上げた。

しかし浅野氏は意に介さず、「何にもデメリットないですから」とコメントし、再度番号を繰り返してみせる。

宮根氏は慌てた様子で「今、言ったよ? 言っちゃアカンて、それ!一応アメリカの番号とはいえ!」と叫び、出演者もこのやり取りに笑い声をあげていた。画面外で確認できなかったものの、塚田氏もワイプ越しに大ウケしていたらしく、宮根氏がすぐ「めっちゃ笑てますやん!」とツッコミを入れていた。

塚田氏が「マイナンバーは不用意に発言しないようにしてもらえます…?」と釘を刺すと、出演者はドッと笑い声を上げていた。